友人の結婚式に出席した先週の土曜日、私は心のどこかで焦りを感じていました。
華やかなドレスを身にまとった友人たちが、結婚式の祝福の中で幸せそうに笑っているのを見ながら、私は自分の人生に対する不安が徐々に膨らんでいくのを感じました。
30歳という年齢に達し、自分自身の結婚生活が思うように進んでいない現実と向き合うのが辛くなっていました。
私たちは結婚して数年が経ちますが、夫との家事の分担がどうしても不平等だと感じています。
友人たちが新たな家庭を築いていく一方で、私は毎日の家事に追われ、夫は仕事から帰るとリビングでテレビを見たりスマホをいじったりする姿が目に入ります。
何度か話し合いの場を設けようとしましたが、夫は仕事で疲れているからと言い訳をして、私の気持ちを理解してくれている様子がありません。
そんな時、友人の旦那様が家事を手伝いながら奥様を優しくサポートしている姿を見て、ますます心の中がざわつきました。
結婚式では、幸せそうなカップルたちの姿を見て、私もその一員でいたいと強く願いました。
でも、私の心の中にはどうしてこんなに家事の分担が不均衡なのか私だけが頑張っているのではないかという疑念が渦巻いていました。
周りの友人たちや親も子どもはまだ?と気軽に聞いてくるけれど、そのたびに心の奥で何かが引っかかるのです。
結婚式の後、私は自分の気持ちを整理するために、ノートに思いを書き出してみました。
どうして私たちのコミュニケーションはこんなに乏しいのか私が求めるサポートは本当に無理なのかそう考える中で、自己分析が始まりました。
私自身、日々の忙しさに追われて、夫としっかり向き合う時間を作っていなかったのかもしれないと気づきました。
私が自分の気持ちをうまく伝えられていなかったからこそ、夫も気づいていないのかもしれないと。
周囲の友人は結婚生活には波があるからと励ましの言葉をくれましたが、その言葉が逆に私の心に重くのしかかります。