最近、ある友人からあなたはまだ恋愛を求めていいと言われたことが、心の中に波紋を広げています。
42歳の私は、誰かに恋をしたいと思う気持ちがある一方で、日々の生活に追われて、そんな余裕はほとんどありません。
子どもは高校生で、部活動や受験勉強に忙しく、時には手伝ってほしいと連絡が来ることもあります。
さらに、私の母は最近介護が必要になり、毎週末には実家に顔を出し、彼女の世話をしています。
数ヶ月前に計画した夫との旅行は、子どもの予定や母の状態を考慮して何度もキャンセルしてしまいました。
最初は『今は仕方ない』と自分に言い聞かせていましたが、心の奥で小さな不満が燻り続けています。
このままでは二人の関係も崩れてしまうのではないかと、不安が募ります。
そんな中、ふとした瞬間にこのままで本当にいいのかと自問自答することが増えました。
友人たちとの会話の中で、恋愛や結婚生活についての話題が出ると、私はその場から一歩引いてしまいます。
彼女たちの楽しそうな様子を見ていると、嫉妬と同時に孤独を感じることもあります。
私自身も同じように楽しむことができたら、どんなに素敵だろうと夢想してしまいます。
しかし、現実では夫との会話もほとんどなく、ただ一緒にいるだけの存在になってしまっています。
毎日の生活に追われ、心のどこかで恋愛を求める自分を責めているような気がします。
先日、夫にこのことを打ち明けようと思い立ちましたが、言葉がうまく出てきませんでした。
彼は仕事が忙しく、帰宅後は疲れている様子で、私の悩みを理解してもらえるのか不安でした。
子どもにはしっかりとした生活を提供したいし、もし離婚という選択肢を考えた場合、彼らにどのような影響が出るのかという苦悩もあります。
子どもたちのために自分の感情を押し殺すことが正しいのか、もっと自分を大切にしてもいいのか、心の中で揺れ動いています。