相談者：女性 | 51歳最近、友人たちが次々と結婚し始めていることに強い焦りを感じています。
私自身は51歳で、未婚のまま人生を歩んできました。
周囲の友人たちが幸せな家庭を築いているのを見ると、どうして私にはそういう未来がないのかと考え込んでしまいます。
最近、親の介護が本格化し、仕事との両立に苦しんでいる私には、特にその焦りが強くなっているのです。
毎週末、介護のために実家に帰ることが日常となり、心身ともに疲れているのに、友人の結婚式の招待状が届くと、心がざわつきます。
母は認知症が進行してきており、父も体調が優れません。
仕事はフルタイムで続けているものの、どうしても介護が優先されると感じてしまいます。
そんな中で、友人たちが笑顔で新しい人生をスタートさせている様子を見るのは、正直言って辛いです。
私が一番悩んでいるのは、親の介護をしながら、これからの自分の人生をどうするべきかということです。
友人たちが結婚して家庭を持ち始めると、いずれ子供ができて、家族の形が変わっていくのを見ていると、自分は何をしているのだろうと自問自答してしまいます。
周囲の期待や親からのプレッシャーも感じ、結婚に対する焦りがどんどん募っていきます。
同僚たちには、家庭の話や子供の話が多く、話題についていけない自分がいます。
彼女たちにとっては、結婚が当たり前になっている中で、私だけが取り残されているようで孤独です。
時には、友人たちに自分の状況を理解してもらえないのではないかという思いも抱いています。
結婚している友人たちは、もう一つの人生のステージに進んでしまったのに、私だけが取り残されているような感覚です。
介護の合間に、時々、結婚について考えることがあります。
でも一方では、今の私に新たな恋愛や結婚をする余裕が本当にあるのかと疑問に思うことも多いです。
出会いがないのも事実で、仕事や介護で忙しい毎日の中で、誰かと深い関係を築く時間が持てるのか不安になります。
親の介護と仕事の両立について悩んでいるあなたに、少しお話ししたいことがあります。
私も同じような状況を経験したことがあり、そのときの思いや考えをシェアさせてもらいます。
まず、親の介護が始まると心配や不安が増えてきます。
それに加えて仕事もあるとなると、身体的にも精神的にもかなりの負担を感じることがあります。
私も、母の介護をしながらフルタイムで働いていた時期がありました。
そのとき、まず大切だと思ったのは自分自身の気持ちを大切にすることでした。
あなたも、たまには自分の感情を整理する時間を作ってみてください。
たとえば、日記をつけたり、信頼できる友人に話を聞いてもらったりして、自分の気持ちを外に出すことが助けになるかもしれません。
また、介護のために仕事に支障が出ることもあるかもしれませんが、会社に相談することも一つの手です。
私も上司に事情を説明し、柔軟な働き方をお願いした経験があります。
その結果、時短勤務やリモートワークができるようになり、心に余裕が生まれました。
もしあなたの職場でも同じような配慮が期待できるなら、勇気を持って話してみる価値はあると思います。
同じように親を介護している友人と交流することで、情報を共有したり支え合うことも助けになります。
私も介護仲間と集まり、悩みを分かち合うことで、心が軽くなった経験があります。
時には笑い話にすることで、気分転換にもなりますよね。
さて、夫婦での第二の人生の過ごし方についてもお話ししたいです。
私たちの世代になると、子育てが一段落し、夫婦の時間をどのように楽しむかは大きなテーマになります。
私も夫と一緒に、自分たちの趣味を再発見しました。
たとえば、週末に料理をしたり、散歩やハイキングに出かけることで、共通の楽しみを増やしました。
旅行も良いアイデアです。
私たちは近場の温泉に行くことから始めたのですが、非日常感が感じられ、夫との会話も弾みました。
新しい場所を訪れることで気分がリフレッシュされ、夫婦の絆も深まります。