太陽星座だけでは見えない本当の相性の姿
しかし、これらは占星術のほんの入り口に過ぎません。
実際の相性は太陽星座だけでなく、月星座や金星、火星などの位置関係も大きく影響します。
例えば太陽星座では相性が悪いとされるペアでも、月と金星のアスペクト(角度関係)が調和的なら、深い精神的つながりを感じることも少なくありません。
また、ホロスコープ全体のハウス配置も重要で、特に7ハウス(パートナーシップの家)に位置する天体は関係性に直接影響します。
太陽星座の相性だけで判断すると、本来なら素晴らしい関係を築ける可能性を見逃してしまうかもしれません。
星座の相性を理解するには、単一要素ではなく複合的な視点が必要なのです。
ホロスコープ全体を読み解く5つのポイント
まず重要なのは月星座で、これは感情面や無意識の反応を表します。
同じ元素(火・地・風・水)の月星座同士は理解しやすい関係になりやすいでしょう。
次に金星の位置は愛情表現や価値観に関わり、相手の金星と自分の太陽や月がハーモニアスなアスペクトを形成していると、自然な親しみを感じます。
また、マーシャル(火星)の配置は情熱や行動パターンを示し、これが合わないと日常的な摩擦が生じやすくなります。
さらに、両者のアセンダント(上昇宮)の相性も第一印象や関係の発展に影響します。
最後に見逃せないのが、コンポジットチャート(二人の平均値で作る関係性のホロスコープ)です。
ここでの太陽と月の関係が調和的なら、二人の関係には安定感が生まれやすいと言えるでしょう。
これら複数の要素を総合的に見ることで、より正確な相性判断が可能になります。
意外と重要な「ハウス」が教えてくれること
相性を見る際、多くの人が星座やアスペクトばかりに注目しますが、ハウス配置も見逃せない重要な要素です。
特に注目すべきは、相手の天体があなたのどのハウスに入るかという点です。
例えば、相手の太陽や金星があなたの5ハウス(恋愛の家)に入ると、ロマンチックな引力が生まれやすくなります。
7ハウス(パートナーシップの家)に入る場合は、長期的な関係に発展する可能性が高まります。
一方、12ハウス(隠れた敵や制限の家)に多くの天体が入る場合は、関係に何らかの犠牲や秘密が伴うことを示唆しています。
また、8ハウス(変容と共有資源の家)への影響が強いと、深い精神的・肉体的な結びつきがある反面、支配や執着の問題が生じる可能性もあります。
ハウスの影響を理解することで、関係の質や発展の方向性をより具体的に読み解くことができるのです。
二人の「シナストリー」から読み取れる関係の本質
この方法では、一人の天体が相手のどの天体とどのようなアスペクト(角度関係)を形成するかを詳しく分析します。
特に重要なのは、お互いの太陽、月、金星、火星、水星の間の関係です。
調和的なアスペクト(60度、120度など)が多ければ、自然な理解と協力関係が生まれやすいでしょう。
一方、緊張のアスペクト(90度、180度など)は、摩擦や課題を示しますが、これらが適度にあることで関係に成長と深みをもたらすこともあります。
また、一方の土星が相手の個人的な天体(太陽や月など)にハードアスペクトを形成する場合、責任感と制限の両方をもたらし、関係が重荷に感じられることもあります。
逆に、木星のソフトアスペクトは幸運と成長をもたらします。
シナストリーでは、アスペクトの種類だけでなく、その強さや数、バランスも重要です。
これらを総合的に見ることで、二人の関係がどのような特質を持ち、どのような課題と可能性を秘めているかを読み解くことができるのです。
まとめ
星座相性を正確に判断するには、太陽星座だけでなくホロスコープ全体を見る必要があります。
月星座や金星位置、ハウス配置、そしてシナストリーという二人のホロスコープを重ね合わせる技法まで、複数の要素を総合的に分析することで、関係の本質や発展の可能性をより深く理解できます。
単純な星座相性表に頼るのではなく、多角的な視点で見ることが、相性判断の精度を高める鍵となります。
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