相談者：女性 | 56歳最近、友達の結婚ラッシュが続いていて、私の心の中には焦りや不安が渦巻いています。
56歳になった今、親の介護が本格化していることもあり、仕事との両立がますます難しくなっています。
数年前までは、毎年のように私たちの間で次は誰が結婚するのかと話題にしていた友人たちが、今では次々と結婚式を挙げていく様子を見ていると、心が重くなります。
私自身は結婚していないし、恋愛の話も遠のいていますが、友人たちの幸せな姿を見るたびに、どこか置いていかれているような気持ちになります。
そんな中、昔の恋人と再会しました。
10代の頃に付き合っていた彼で、偶然カフェで見かけたとき、心臓が跳ねるような感覚がしました。
お互いに少し歳を重ねたものの、彼の笑顔を見ると、まるで時間が戻ったような気持になりました。
ただ、再会したことで、彼の結婚や家族の話を聞くと、私の心は複雑になります。
昔はあんなに好きだったのに、今は別の人生を歩んでいる彼との再会は嬉しい反面、深い孤独感を感じさせます。
私の生活は、親の介護が中心になっています。
母は最近、認知症の初期症状が見え始め、日常生活のサポートが必要です。
介護の合間に仕事をし、時には友人たちの結婚式に参加することも求められますが、心の中ではいつも重い荷物を背負っているような感覚があります。
結婚式に出席するたびに、周囲の笑顔や幸せな雰囲気に包まれる一方で、自分の将来に対する不安が募ります。
最近、友達が結婚しない理由は何？と聞いてきましたが、その問いに答えることができずにいました。
私の中には、結婚に対する憧れと同時に、現実的な問題があるからです。
親の介護や仕事のストレス、そして過去の恋愛の記憶が、私の心を掻き乱します。
友人や同僚の反応を見ると、結婚に対してポジティブな意見が多い中で、私だけがこの焦燥感を抱えているのではないかと感じてしまいます。
親の介護と仕事の両立についてお悩みのあなたに、少しでもお力になれればと思います。
私自身も、親の介護を経験したことがあるので、その気持ちがよくわかります。
特に仕事との両立は、本当に大変ですよね。
日々のストレスや不安を感じながらも、どちらも大切にしなければならないというプレッシャーは、計り知れないものだと思います。
まず、あなたの気持ちを大事にしてください。
介護をしていると、どうしても自分のことを後回しにしてしまいがちですが、自分自身を大切にすることが、結果的に親を支えることにもつながります。
だから、少しでも自分の時間を作ることを心がけてほしいです。
たとえば、親が昼寝をしている間に自分の好きな音楽を聴いたり、短い散歩に出かけたりすることで、少しリフレッシュできるかもしれません。
また、介護サービスや地域の支援を積極的に利用することもおすすめです。
周りの人に手を借りるのは恥ずかしいことではありません。
かつての友人も、介護と仕事を両立させるために、地域のサポートを利用し、少しずつ余裕を持てるようになったと言っていました。
あなたも一人で抱え込まず、助けを求めることが大切です。
そして、昔の恋人との再会についてですが、懐かしい思い出が蘇る反面、複雑な感情が湧いてくるのは自然なことです。
私も同じような経験をしたことがありますが、心の中で過去と現在を整理するのが大切だと思います。
彼との再会が何を意味するのか、自分自身に問いかけてみてください。
彼との関係に対するあなたの気持ちがどう変わったのか、今後どうしたいのかを考える時間を持ってみるといいでしょう。
もしもお互いに再び会うことを望むのであれば、まずは軽い気持ちで会ってみるのも良いかもしれません。
友人としての関係を再構築することで、昔の思い出だけでなく、新しい関係を築く可能性も広がります。
もちろん、それがあなたの心にどれだけの影響を与えるかを見極めながら進めていくことが大切です。