相談者：女性 | 55歳私の心の中には、最近ずっともやもやした気持ちが渦巻いています。
55歳になった私は、家事をまったく手伝わない夫に対する疲れと失望を感じています。
結婚して30年、私たちの生活はずっとこうでした。
夫は仕事が忙しいからといって、家事は私の仕事だと思っているようです。
毎日、早朝から夜まで働いているのは確かですが、私も働きに出ていますし、子どもたちも成人して独立した今、少しは家事を分担してほしいと思うのはそんなにわがままなことでしょうか。
最近、私は熟年離婚を真剣に考えるようになりました。
決断するには勇気が要りますが、心のどこかで、このままでは私自身が壊れてしまうのではないかという不安があります。
特に、老後の生活資金や年金についても心配しています。
夫との共有財産や年金の取り決めに不安を覚え、もし本当に離婚を選択したら、私はどのようにやっていくのだろうと考えると、胸が締め付けられる思いです。
私の友人たちも、私の状況を知っているので、心配してくれています。
あなたは一人でも大丈夫よと言ってくれるのですが、実際にはその言葉が逆にプレッシャーになっています。
私自身、今の生活が悪いとは思えないし、夫との思い出もたくさんあります。
でも、毎日の家事や育児の負担を一手に引き受けるのは、本当に疲れてしまいます。
ここ数週間、私は夫と話をしようと試みました。
少し家事を手伝ってほしいと伝えたのですが、彼は明日は忙しいから無理だと言って、話を流されてしまいました。
何度かこの話を繰り返しているうちに、だんだんと私の心は冷たくなり、もうどうでもよくなるような気持ちになりつつあります。
自己犠牲のように感じる家事や、夫とのコミュニケーションの乏しさに心が折れそうです。
このまま我慢を続けるのか、思い切って新しい道を歩むのか、私の心の中で葛藤が続いています。
選択肢が増える一方で、私の気持ちがどうしたいのかが分からなくなってしまうのです。
あなたのお話を伺っていると、熟年離婚を考えていることや老後の資金や年金に関する不安が、どれほど心を重くしているかが伝わってきますね。
その気持ち、非常によくわかります。
私も同じような経験をしたことがあり、その時の思いを通じて少しでもお役に立てればと思います。
まず、熟年離婚についてですが、これを考えること自体が、すでに大きな一歩だと思います。
もし本当にこの決断をするなら、まずは自分自身の気持ちを整理することが大切です。
私の友人の一人も、長年の結婚生活に疑問を持ち始めました。
彼女は、自分の気持ちを書き出すことで、自分が本当に求めていることや、離婚に対する不安を少しずつ明確にしていったのです。
あなたも、紙に思いを書いてみることで、心の中を整理できるかもしれませんよ。
また、周りの信頼できる友人や家族と話をするのも良いでしょう。
彼女は、自分の状況を少しずつ打ち明けることで、思いがけないサポートを受け、心の整理ができたと言っていました。
あなたも、そういった会話を通じて、勇気を持てるかもしれません。
次に、老後の資金や年金についてですが、将来の不安を抱えるのは自然なことです。
私も、退職後の生活を考えた時に、同じような気持ちになりました。
具体的には、まずは自分の現状をしっかり把握することが重要です。
家計を見直して、どのくらいの資金が必要なのか、どのようにして貯蓄を増やしていくかを考えると良いでしょう。
実際、私の知り合いは、家計簿をつけることで無駄な出費を見つけ、少しずつでも貯金が増えたと話していました。
また、年金についても、具体的にどのような支援が受けられるのかを調べてみることをお勧めします。
市区町村の相談窓口や、オンラインのセミナーなどを利用することで、意外と多くの情報を得ることができます。
そして、もし可能なら、少しずつでも今から資産を増やすための行動を起こしてみてください。
最後に、これらの問題に対して、一人で抱え込まずに、自分のペースで少しずつ進んでいくことが大切です。