家のリビングで夫と向かい合って座っていると、何か大事な話をしなければならないという気持ちが強くなりました。
夫は定年を迎える前に、これからの生活についてしっかりと話し合いたいと思っていました。
私たちの子どもはもう大学生で、手がかからなくなったとはいえ、夫の仕事が終わった後の生活がどうなるのか、二人で考えていかなければならないと思っていました。
しかし、話を切り出すと夫はいつものように「俺はまだまだ働きたいし、何も考えていない」と言って、話がまったくかみ合わなくなってしまいました。
私の心の中では、これからの生活がどうなっていくのかという不安が広がっていくばかりでした。
そんなある日、職場のランチタイムに同僚が「あなたは自由でいいわね」と言ってきました。
彼女は毎日育児に追われている中で、私の生活を羨ましいと思っているのだろうと感じましたが、私の心の中には複雑な感情が渦巻きました。
この度のご相談内容について、まずはあなたの心の中にある不安や葛藤をしっかりと受け止めたいと思います。
夫とのコミュニケーションや、これからの生活についての悩みは、多くの女性に共通するものです。
特に、子どもが成長し、家庭の状況が変わる中で、パートナーとの未来をどう考えていくのかは、大きなテーマとなります。
リビングで夫と向き合っている時に感じた「何か大事な話をしなければならない」という強い思いは、あなたが夫との関係を大切にし、共に未来を築いていきたいという気持ちの表れです。
しかし、一方で夫が「何も考えていない」と返すことで、あなたの不安が増してしまったことも痛いほど理解できます。
夫が今の仕事に対して燃え尽きていないということは、彼にとってのモチベーションを大切にしたいという気持ちの現れでもありますが、あなたの不安を軽視しているわけではありません。
ここで、少し現実を見つめることも大事です。