相談者：女性 | 43歳リビングでの会話が詰まる、セックスレスの不安について 私は43歳の主婦です。
結婚して20年が経ち、今は子どもも成長して手がかからなくなったものの、夫との関係が次第にマンネリ化していることを強く感じています。
最近、夕食後のリビングでの会話がほとんどないことが気になり始めました。
テレビの音が響く中、夫はスマートフォンをいじりながら、私もまた何も言えずに黙り込んでしまう。
そんな日々が続いているのです。
お互いに気を使うことが少なくなり、居心地の良さを感じる一方で、心のどこかでこの状態に不安を覚えています。
最近、昔の恋人と再会する機会がありました。
偶然にも街中ですれ違い、会話が弾んだことから、何度か食事に行くようになりました。
彼との思い出は私の心の奥底にしまい込まれていたもので、再会した瞬間、懐かしさと共にかつての情熱が蘇るのを感じました。
彼との話は途切れることがなく、笑顔が絶えなかった。
夫との会話がどれだけ乏しいかを思うと、ますます気持ちが揺れてしまいます。
恋愛感情が残っているのではないかと自己嫌悪にも陥りました。
私の心の中は葛藤でいっぱいです。
夫を裏切ることになるのではないかという不安と、私自身の幸せを追求することの間で揺れ動いています。
家事や子育てに追われる中で、自分の感情を優先させることが罪のように感じてしまうのです。
友人にこのことを相談してみたところ、夫婦には波があるから、一時的なものでしょうと言われましたが、気持ちの行き場が見つからず、ますます孤独感が募ります。
私は自分の気持ちを整理するために、夫ともっとコミュニケーションをとろうと試みました。
食事の時間を大切にし、ゆっくり話をするよう心掛けてみたけれど、彼の反応は淡白で、私の話す内容も次第に小さくなってしまいました。
どこかで彼も私と同じように感じているのではないかと思ったりもしますが、肝心なことを話せないまま時間が過ぎているのがもどかしいのです。
今後、どうするべきか悩む日々が続いています。
結婚生活のマンネリ化について悩んでいるあなたの気持ち、よく分かります。
私も同じような経験がありましたので、その辛さや混乱、何か新しい刺激が欲しいと感じる気持ちはとても共感できます。
結婚生活が長くなると、どうしても日常が繰り返しになりがちですし、お互いの存在が当たり前になってしまうこともありますよね。
まず、少しずつでも新しいことに挑戦してみるのはどうでしょうか。
例えば、週末に一緒に料理教室に参加したり、近くの美術館や劇場に足を運んでみたりするのです。
私の友人も、こうした小さなイベントに参加することで、夫との会話が増え、また新しい共通の趣味を持つことができたと言っていました。
新しい環境や体験は、お互いの新たな一面を発見するきっかけになりますよ。
また、日常の中で小さなサプライズを用意するのも良いかもしれません。
たとえば、普段とは違う場所でのデートを計画したり、手紙やメッセージで感謝の気持ちを伝えてみたり。
小さなことではありますが、相手への思いやりを感じられる瞬間が増えると、関係性がフレッシュになると思います。
そして、昔の恋人との再会についてですが、再燃する感情には戸惑いを感じることもあるでしょう。
それはとても自然なことです。
過去の思い出や感情がふとした瞬間に甦ることは、私たちの心の中で何かが動いている証拠です。
まずは、その感情を否定するのではなく、受け入れてみてください。
思い出を楽しむことは、過去の自分を振り返り、今の自分を見つめ直す良い機会になるかもしれません。
ただ、現在のパートナーとの関係を大切にすることも忘れないでほしいです。
もしその思いが強くなりすぎて、現実の生活に影響を及ぼすようなことがあれば、自分の気持ちをしっかりと見つめ直す必要があります。
友人の中には、昔の恋人との再会を通じて、今のパートナーとの関係も再評価することができた人もいます。
感情の揺れ動きに振り回されるのではなく、それを成長の一環として捉えることが大切です。