公園のベンチに座り、子どもたちの楽しそうな声を聞きながら、私はふと未来への不安を感じていました。
離婚してから数ヶ月が経ち、毎日が慌ただしく過ぎて行きます。
今は6歳の息子と一緒に遊ぶことが何よりの楽しみですが、その裏で親の介護が待っています。
私の母は80歳を越え、認知症の初期症状が出始め、少しずつ日常生活に支障をきたすようになっています。
介護と子育て、どちらも手を抜くことができない状況に、私は心が疲れ果てています。
公園は家から歩いて10分の場所で、春の穏やかな日差しの下、息子が砂場で遊んでいます。
その姿を見るのは嬉しいけれど、心の片隅には母のことが常に引っかかっています。
介護サービスを利用することも考えましたが、何かあったらすぐに駆けつけなければならないというプレッシャーが私を襲います。
特に休日になると、家事や母の訪問、息子の遊びに追われ、心の余裕がなくなります。
友人にはもっと自分を大切にしなさいと言われますが、そう言われてもどうしていいかわからないのが本音です。
自分の時間を持つことすら難しく、毎日がどんどん過ぎ去って行くのを感じます。
私自身もまだ若いと思いたいけれど、実際には介護を抱えたシングルマザーという現実があります。
最近、息子がパパはどうしていないの?と聞いてきたことも、私の心に重くのしかかります。
介護をしながら働くことも考えていますが、フルタイムの仕事は無理だと思います。
今の仕事は正社員ですが、子どもが病気になったときや、母の介護が必要になったときに、どうしても調整が難しいのです。
周囲の同僚は優しいですが、子どもがいることを理解してくれているのは少数です。
私の頑張りが周りにどう映っているのか不安になることもしばしばです。
最近、母が頼んだ食事を忘れたり、同じ話を何度も繰り返すことが増えました。
それを見ていると、私の心に重い不安が広がります。
彼女がもっと進行する前に、何か手を打たなければと思うけれど、どこから手をつけて良いのか分からず、立ち尽くしています。
あなたのお話をお聞きして、親の介護と子育てを両立させることがどれほど大変なことか、心から理解しています。
この状況は、本当に心が疲れてしまいますよね。
あなたの心の中に抱える感情や、日々のプレッシャーを感じながら過ごしていることを想像すると、私も胸が痛くなります。
まずは、自分の気持ちを大切にしてあげてください。
あなたが抱えている責任感や負担感は、決して軽視するべきではありません。
どちらも大切な存在であり、あなたの愛情が必要なことは間違いありません。
しかし、あなた自身の心も大切にしなければなりません。
具体的なアドバイスとしては、まずは自分のための時間を少しでも作ることから始めてみてはいかがでしょうか。
例えば、親の介護をしているときは、子供たちが遊んでいる間にほんの少しでも自分の好きなことをする時間を作ることです。
読書や散歩、またはお茶を飲む時間でも良いと思います。
自分をリセットする瞬間を持つことで、心の余裕が生まれるかもしれません。
そして、周囲に助けを求めることも大切です。
介護をしている友人や親戚に話を聞いてもらうことで、心の負担が軽くなることがあります。
私の友人も、同じような状況で悩んでいた時期がありました。
彼女は、介護の合間に近所の友人と話をすることで、気持ちを共有し、アドバイスをもらったそうです。
お互いの状況を知ることで、共感を得て心が軽くなったと話していました。
さらに、介護と子育ての両立には、時には手を抜くことも必要です。
完璧を目指すと、自分を追い込んでしまいます。
料理を簡単に済ませたり、掃除を少しだけ抜かしたりすることも全然悪くありません。
日常を少しでも楽にする方法を探してみてください。
このように、あなたの心の負担を少しでも軽くすることができれば、介護と子育ての両立も少し楽になるかもしれません。
自分を大切にし、周りの助けを受け入れて、少しずつ前に進んでいけることを願っています。
あなたの努力は決して無駄ではありませんし、あなたにはその力があると信じています。